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生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 レビュー

『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』

たまには本のレビューでも。本作品は一時期品切れ店が続出するなど 何のタイアップもなしにバカ売れしてしまった話題の一冊。 激しく今更という気がしないでもないですが、 最近忙しくて読むのが遅くなってしまった次第でありますよ。

レーベルは富士見ファンタジア文庫ですがまず表紙(カバーね)が違います。 ファンタジアのカバーデザインって既定のフォーマットがあって すぐに分かるんですがまるっきり無視です。 そしてオビには「ファンタジア文庫史上、まれに見る妄想!名作!」 とのアオリが。

確かにその通りでそのネタありなんだという危険なギャグが散りばめられてます。 大丈夫なのか富士見書房と思わずツッコミたくなりますが、 やり過ぎだと感じたのは実は第一話だけでそれ以降は結構まとも(?)な話です。

概要としては「美少女しかいない生徒会で黒一点の主人公が 楽しくハーレムライフを送る(予定の)物語」ってところでしょうか。 基本的には生徒会メンバーの雑談のみで話が進み、 特に大きな事件とかは起きません。いわゆる空気系。 そんな小説が面白いのか? 面白いんですよ。これが。

エロゲギャルゲに傾倒した主人公は「ハーレムを作る!」 と公言している一見するとただの変態ですが、その言葉の裏には きちんとした理由があり、実はいい奴だったりします。 この小説そのものを体現してる、と言えそうです。 つまりギャグ小説に見えるけど実はちょっといい話、なのですよ。

でもそれは最後まで読まないと分からないわけで。 かなり好みが分かれる作品でしょうね。これは。受け付けないひとは 最初の数ページで本を閉じるかもしれません。 でも、あえて言いましょう。お勧めです。

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